ストーカー被害の増加

先日、新宿区内で行われた警視庁主催の探偵業者向け研修会に参加したのですが、ストーカー案件が増えているという話でした。本日、報道にもあったのですが、ストーカー及びドメスティックバイオレンス(DV)が増えているというのです。5年連続で2万件を越えており、DVにいたっては7万件を突破して過去最大の数字になっています。あまりいい過去最大の数字では無いですよね。

警視庁管内では「人身安全関連」の専門部署があって○○人体制(正確な数字は控えます)で動いているとの事。お世話になりたく無いですよね。最近はすぐに逮捕に踏み切るみたいです。

特にDVというのは昔からあり、高齢の方はこれが普通だと、ちょっと自分が我慢していればいいんだという”隠れDV”が結構いらっしゃるという事で、相談に訪れたり表面化している70歳代や80歳代の人もいるらしいです。

ストーカーの被害者は10歳代から始まるのですが、DVのほうは30,40歳代から増えていく傾向です。やはり年齢と共にストレスが原因の一つになっているのでしょうか?我慢できない人が増えましたよね。なんで自分だけが我慢しなきゃいけないの?っていうもの分かりますけど。

また、ストーカー被害は女性ばかりではなく、男性が被害を受けているというものがあり、10パーセント位の数字で女性が”加害者”になってしまっているという数字も研修会で発表されました。残りの1パーセントがあって”不明”となっていたのですが、これも恐いですね。相手が男性なのか女性なのかハッキリしないというのは、、、

ストーカーの例

  • 半数以上が元交際相手や配偶者
  • 駅などで目を付けられたなどの面識なし
  • SNSでの一方的な書き込み

昨年の6月(平成29年6月)からは加害者に対して警告を経ずに”逮捕”することも可能になりました。尚、加害者がストーカーだと自身で認識しないまま行動を起こしているケースもあり被害が増えているとの事でした。

決して加害者にならないようにしてくださいね!