表題のようなご相談を企業の経理担当者からいただきました。
当の社員様は入社後12年の中堅社員との事です。業務で月に1~2回ほど近畿地方や東海地方に出張されるとの話しでした。
会社の仕事で行っている出張なら領収書を提示させればいいことなのですが、、、
出張にいっている社員様がご自身のカードで一度精算したように見せかけて、後からホテルの予約などをキャンセルして払い戻すなどのなどのカラクリを使用したり、実際には一日だけの会議なのに二日間に設定してみたり色々あるようなのです。
弊社ではカラ出張なんて絶対にできませんし、その時使った経費の領収書は絶対に出さなければなりませんので、大手企業様のような仕組みはないのでカラ出張できるなんて不思議に思えるのです。
以前、カラ出張ではないものの、宿泊代をごまかしているのではないか?という相談がありました。この時は出張先まで調査員が向かい、どういう行動を取っているのか?を調べる仕事でした。
この時は社員が社用車で出張先まで向かい、近くのビジネスホテルに宿泊しているとの話しでしたが、業務終了後に遊技場に向かい、その後はコインパーキングで朝まで休んでいるという事実がありました。地方のコインパーキングなので24時間500円とかでしたね。そういうことで経費を浮かせ自分の小遣いにしている、、、
こういうことが蔓延してしまっていると他の社員のモチベーションの欠落に繋がるとの事でかなり厳重に注意、処分されたそうです。
この他には仕事ではないのに打ち合わせと称して一日外出したり、地方のお客様と会う約束が、、、と新幹線や宿泊費の請求を行うサボり系のカラ出張も多々あるようですが、それなりに利益の出ている会社ではそこまで目が届かないのが現状のようです。
もしも我慢できない不正があるのなら早めに芽を摘むのが正解だと思います。