危機管理対策とはなんぞや?

昨日の学生の会見を初めから終わりまで見ていました。成年になったばかりの学生が手馴れた大人たちの前で会見するという近年まれに見る生中継でしたね。

この件では危機管理というものがクローズアップされています。

危機管理とはなんなのでしょうか?

既に起きてしまった危機、今回は学校組織に対する不信感というものが一番大きいと思います。この危機に対して早めに鎮静化させる、これ以上問題が大きくならないように早めに対処する、イメージダウンを早めに収束させ回復させる。という部分だと思います。

探偵事務所で扱う危機管理対策とは今回の事例には当てはまらないのですが、企業が取り込み詐欺の被害にあった場合、その被害金額を取り戻す事は難しいです。被害届を出して警察が捜査して詐欺の立件まで持ち込めれば犯人逮捕という事になりますが、詐欺の立証は非常に難しく通常は商取引上の損失となってしまいます。

ですから事前の調査がとても大事になってくるのです。取り込み詐欺を行うような組織は昔からやり口は同じです。休眠している法人登記簿をどこからか用意して役員、目的、本店の変更登記を行って法人化させます。法人化させれば事務所や必要なものの契約が法人として可能になりますから、取り込み詐欺組織としても安心して行動できるようになります。

法人登記を確認しただけでは規模や業歴などは不明です。せいぜい設立年月日がいつなのか?いつから営業しているのか?という判断しかできないと思います。また、歴史が非常に浅い事から大手信用調査機関では情報が上がってきていないことも多いです。取り込み詐欺の組織は長くて1~2年で会社を潰し歩いていますから、信用調査機関が調査に入る前に行方をくらませてしまうのです。

小回りの利く興信所や探偵会社であれば、即座に現地に赴いて外面から会社の信用状態を調べる事が可能です。

他では社員の大量離職があった場合の危機管理です。顧客を多く抱え、有能な上司に引き連れられて同時期に数名の社員が退職していく、、、

これは新会社を立ち上げていこうという前触れの可能性が高いです。企業にとってライバルになりますし既にノウハウを蓄積しているという事と、顧客を抱えていると言う点で大きな痛手となるのではないでしょうか?人材不足も懸念されますよね。

こうなってしまうと何もできないと考えがちですが、相手方の行動を把握する事によって対策を講じる事ができるのではないでしょうか?一度に辞めた従業員がどこでどんな事をしているのか?皆が集まって会社を立ち上げているのか?だれが中心人物なのか?どんな人物と接触しているのか?など対策を行う材料を集めるのが探偵会社や興信所の仕事になります。

この他にも事例は沢山ありますので是非一度ご相談下さい。

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