探偵が肌身離さず持っている必需品のようなものとは?

かなり前から感じていたことなのですが、探偵学校とか、探偵養成所みたいな所って色々とありますよね?

探偵になりたい人やとても興味のある人はこういった学校に通うのもいいのとは思いますが、実践では殆ど役に立たないと思って受講したほうがよいですし、「独立開業」を考えている人は調査手法よりも、いかにして依頼を拾ってくるか?に重点を置いてお勉強なさったほうがよろしいかと思います。

一番苦労するのは依頼をどうやって拾ってくるか?なのですから。

さて、本日から「探偵大学」と勝手に称しましてブログを書きたいと思います。書きたいことは山ほどあります。何百ページにもなると思います。実際、私が調査員向けに何枚かのマニュアルのようなものを書いたことありまして、それは途中で止まってしまって全く更新していないのですが、やっぱり探偵って「グレー」な部分がありまして違法な事は教えることは出来ないんです。当たり前のことですが。

「違法な事」っていっても、車両で尾行中に対象者が法定速度を越えて高速を走っている時はこちらも法定速度を越えないと追いかけることは難しいですよね?そういう場合はどうすれば良いか?とかそういう類の話なんですが、、、。

ということで、探偵大学最初の講義は「探偵が肌身離さずもっているもの」です。

まずは「携帯電話」「スマートフォン」

私が調査員のなった頃は携帯電話はありませんでした。事務所以外での通信手段はもっぱら「ポケットベル」と「公衆電話」でしたね。携帯電話やスマートフォンはどなたでも持っているとは思いますが、ただ持っているだけでは意味が無くて、すぐに着信できるように、鞄の中にしまっていては駄目ですね。私はシャツを着ていれば胸のポケットかパンツのポケット。調査中は一秒でも早く通話できるように手に持ってたりします。尚、スマートフォンは電池の減りが早いので私はガラケーとスマートフォン両方を持っていて、ガラケーを主な通信手段として未だに愛用しています。

「公共交通カード」

正式名称は不明なんですが、、、。パスモやスイカなどのことです。これも私が若い頃はありませんでした。今思えば、どうやって尾行していたのか?考えますね。詳しいことは「グレー」なので、ここでは紹介できないのですが、探偵学校の先生に聞けば教えてくれると思います。パスモやスイカは必須です。

マップ・地図

私は一応東京近郊の地理は把握しているつもりですが、加齢と共に忘れがちですw あと、思い込みや新しい道路なんかがあると駄目ですね。いつも行っている地域ならばよいのですが、ちょっと足が遠のくと忘れてしまいます。地図なんかスマートフォンでいいんじゃないか?って思いますよね。調査中にグーグルマップ見てたら電池減っちゃいますよ。それが嫌でガラケーとの2台持ちにしていますし、紙の地図ならサッと全体を見渡せて便利です。

手帳類・ペン

最近はメモ代わりにスマートフォンのカメラ機能でサッと撮ればいいんでしょうけど、やっぱり書かないと忘れてしまいますし、便利さに慣れてしまっていては人間は駄目になりますよ、多分。探偵だってビジネスマン、れっきとした大人の職業なんですから手帳とペンくらい持っていて損は無いと思います。

現金

調査中、対象者が羽田から沖縄に!っていうことが直近でも2回ありましたし、新幹線の始発で近畿地方へ!って事はよくあります。この場合は調査経費がかかりますので、事前に依頼人と打ち合わせしておかなければならないのですが、基本的には行かないといけません。その時にお金が無ければ行くことすら出来ませんよね?ですから現金数万円は持ち合わせていないと駄目です。経費として後で清算すればよいのですからカードも持っていると便利ですね。私はETCカードも2枚持っていて、急な出張でレンタカーを借りてもETCカードを利用できるようにしています。

カメラ・ビデオ類

盗撮に使うわけではありません。建物を撮影したり、出先から急な調査になったりするので常に持ち歩いています。重いから持ち歩きたくはないんですけどね。カメラといっても一眼レフではなく、普通のコンパクトカメラやホームビデオとかの携帯しやすい大きさのものです。

今回は簡単に紹介しましたが、鞄の中に入っているのはこれくらいですね。色々ものを持ちすぎてしまい、荷物が大きくなってしまうと調査に影響が出るんですね。荷物はコンパクトに纏めておいた方が動きやすいからなんです。

では今日はこの辺で。

依頼はこちら